冬は、一年で一番
星がきれいに見える季節ですね!
そんな冬の夜空に
”冬のダイヤモンド”という、
美しいネーミングの星たちが
輝いています。
冬のダイヤモンドはどんな星座の、
何という星で構成されているのか?
など、冬のダイヤモンドについて
まとめました。
冬のダイヤモンドとは 星座と星の名前
冬のダイヤモンドとは、
冬の夜空に輝く
6つの一等星をつないでいくと、
大きな六角形が出来上がります。
これを、”冬のダイヤモンド”または、
”冬の大六角形”と呼んでいます。
冬のダイヤモンドは、
それ自体は星座ではありません。
六つの星座の1等星から成り立っています。
では、その星座の名前と
1等星の名前を挙げていきましょう。
・おおいぬ座:シリウス
おおいぬ座のα星で、視等級は-1.46。
地球上から見られる最も明るい恒星(太陽を除く)
冬の大三角を構成する星の一つでもある。
・オリオン座:リゲル
オリオン座のβ星で、視等級は0.13。
α星であるベテルギウスよりも明るく、
全天では7番目の明るさ。
・おうし座:アルデバラン
おうし座のα星で、視等級は0.86(平均)。
脈動変光星で、明るさは、
0.75~0.95等まで変化する。
全天で14番目に明るい恒星。
・ぎょしゃ座:カペラ
ぎょしゃ座のα星で、視等級は0.08。
ぎょしゃ座で最も明るい恒星で、
4重連星(連星が2組ある)
全天で6番目に明るい恒星。
・ふたご座:ポルックス
ふたご座の中で最も明るいβ星で、視等級は1.14。
(ふたご座のα星はカストル)
全天で17番目の明るさを持つ恒星。
・こいぬ座:プロキオン
こいぬ座のα星で、二重星(連星)。視等級は0.37。
全天で8番目に明るい恒星。
冬の大三角を構成する星の一つでもある。
以上、6つの一等星で
冬のダイヤモンドは構成されていますが、
これに、ふたご座のカストルも加えて、
7つ星で構成する、という説もあります。
それぞれの位置関係は、
このようになっています。
実際の夜空の画像ではこんな感じです。
上の6つの恒星のうちの、
おおいぬ座:シリウスとこいぬ座:プロキオン、
プラス、オリオン座のα星:ベテルギウスで
冬の大三角が完成します。
冬の大三角については、以下の記事で
詳しく解説していますのでご覧ください。
↓ ↓
冬の大三角とは 星座の名前と星名 方角と探し方 消滅の危機とは!?
冬のダイヤモンドの見つけ方は、
まず、オリオン座を探してください。
三ツ星で有名なオリオン座は、
冬の星座の代表格ともいえるので、
一度はご覧になったことが
あると思います。
オリオン座の周辺の明るい星を結んでいくと
冬のダイヤモンドはすぐ見つけられますよ!
冬のダイヤモンドの方角や動きについては
以下の記事に各月ごとにまとめてありますので、
ご参照ください。
↓ ↓
冬のダイヤモンドの方角と位置 見つけ方はオリオン座を目印に!
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