天文ブログ

天体ショースケジュールや天文現象について書いています。

星座・星・神話

わし座とは 特徴と星の名前 星雲・星団 方角と見つけ方

投稿日:2018年12月3日 更新日:

わし座といえば、
アルタイルがまず思い浮かびますよね!
 

牽牛星(彦星)として、
七夕伝説で有名な星です。
 

では、アルタイル以外には
どんな星があるんでしょうか?
 

星雲や星団、
わし座の方角や見つけ方など、

わし座について
まとめました。

 
 

スポンサードリンク


 
 

わし座とは 特徴と星の名前

わし座はトレミーの48星座の1つで、
全天21の1等星の一つである
”アルタイル”を有する星座です。
 

わし座のアルタイルといえば、
別名を牽牛星(彦星)

こと座のベガ(織女星:織姫星)との
七夕伝説が有名ですね!
 

七夕伝説については別記事にまとめてありますので
そちらの方をご覧ください。
     ↓     ↓
こと座ベガの神話 わし座アルタイルとの2つの牽牛織女伝説

 

そして、はくちょう座のデネブを加えた
3つの星が、”夏の大三角”
形成することでも知られています。
 

夏の大三角も別記事にまとめてありますので
そちらの方をご参照ください。
     ↓     ↓
夏の大三角とは 星の名前と星座 方角や見つけ方 動きなど

 

次に、わし座の主な恒星を見ていきましょう。


クリックで拡大します

α星・・・アルタイル
     アラビア語で飛翔する鷲という意味。
     わし座の中で一番明るい1等星で、3重連星。
 

β星・・・アルシャイン:4等星
 

γ星・・・タラゼド:3等星
 

δ星・・・3等星
     たて座δ型変光星(脈動変光星の一種)の
     可能性あり
 

ζ星・・・オカブ:3等星
 

ε星・・・4等星
 

η星・・・ケフェイド変光星(脈動変光星)
 

脈動変光星について、詳しくは
こちらをご覧ください ⇒ 脈動変光星とは

 
 

わし座の星雲・星団

では次に、わし座には、
どんな星雲や星団があるんでしょうか?

 

NGC6803NGC6781という
2つの惑星状星雲があります。

惑星状星雲とは、
比較的小型の円形の星雲のことです。
 

NGC6709NGC6755という
2つの散開星団と、

NGC6760という球状星団があります。
 

散開星団・球状星団については、
こちらをご参照ください。
    ↓    ↓
散開星団とは  球状星団とは

 

 
 

スポンサードリンク


 
 

 

わし座の方角と見つけ方

わし座が日本で観測できるのは
3月中旬ごろから10月ごろです。
 

月別に、どのような動きを見せるのか、
追っていきたいと思います。

 

3月中旬

夜中の3時半ごろ、東の地平より昇ってきます。

日の出が6時前ごろなので、午前5時半くらいまでは
観測できるでしょう。

午前5時頃の位置は東南東、
高度30°のところにあります。

 

4月中旬

日が変わる頃に東の地平より昇ってきます。

日の出は5時過ぎくらいなので、
午前4時半くらいまで観測可能でしょう。

午前4時半ごろ、南東・高度約60°の
ところにあります。

 

5月中旬

午後9時半ごろ、東の地平より昇ってきます。

その後、徐々に高度を上げていき、
午前4時ごろ、南の空、
高度約60°のところにあります。

 

6月中旬

午後9時ごろ、東の地平より昇ってきます。

日が変わって、夜中の2時ごろに南中します。

午前4時ごろ南西の空、
高度約50°のところにあります。

 

7月中旬

午後7時ごろに日の入りで、
その頃には東の空、
高度約10°のところにあります。

南中は日が変わる頃で、その頃は
高度約60°のところにあります。

午前4時ごろ、西の空、
高度約30°のところにあります。

 

8月中旬

午後6時半ごろに日の入りで、
その頃には東南東の空、
高度約30°のところにあります。

南中は午後10時ごろで、
高度約60°のところにあります。

午前4時ごろ、西の地平に沈みます。

 

9月中旬

日の入りごろ(午後6時ごろ)
南東の空、高度約50°のところにあります。

南中は午後8時ごろ(高度約60°)

午前2時半ごろ、西の地平に沈みます。

 

10月中旬

日の入りごろ(午後5時ごろ)
南南東の空、高度約60°のところにあります。

南中は午後6時ごろ(高度約60°)

日が変わる頃には西の地平に沈みます。

 

11月中旬

午後4時ごろに南中ですが、
日の入りが午後4時半ごろなので、
南中時の観測は出来ません。

午後9時ごろには高度が20°以下になり、
余程開けた場所でないと観測は難しいでしょう。

午後10時過ぎには西の地平に沈みます。

 

見頃は夏から秋にかけてですね!
 

見つけ方は、こと座のベガを
まず見つけてください。
 

ベガは全天で5番目の明るさの星なので、
見つけやすいと思います。
 

7月中旬では午後11時ごろ、
8月中旬では午後9時ごろ、
9月中旬では午後7時ごろに

ベガは天頂近くに位置しています。
 

ベガから、南のほうへ少し下がったところにある
明るい星がアルタイルです。
 

夏の大三角を形成するはくちょう座のデネブが
少し東に視線を移したところにありますが、

アルタイルは3つの星の中では、
一番暗い星です。
 

関連記事

わし座アルタイルの意味と由来 色と大きさはどのくらい?

こと座 ベガの色や大きさ、アルタイルとの距離と位置は?

わし座とアルタイルの神話 ゼウスとガニュメデス、大鷲について

 
 

スポンサードリンク


-星座・星・神話
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

エリダヌス座の見つけ方 位置(方角や高度)などひと月ごとの動きについて

エリダヌス座は、 川がモデルとなった 珍しい星座です。   大きくうねりながら 天に横たわる姿は、 残念ながら、日本では、 南のほうへ行かないと 全てを見ることはできません。   …

ふたご座の位置 見える時期と探し方 ひと月毎の動きのまとめ

ふたご座(天体)の夜空での位置、 ひと月ごとの動きをまとめました。   ふたご座が見える時期はいつごろか?   何時頃、どのあたり(方角や高度)にあるか、 あらかじめ判っていれば、 …

こぐま座とは 主な恒星の名前と星座の特徴を説明します

こぐま座は、北極星(ポラリス)を 含む星座として有名ですね!   でも、あまり明るい星が無いためか、 星座自体はちょっと地味な 存在ですよね。   こぐま座には、北極星(ポラリス) …

冬のダイヤモンドとは 星座と星の名前 見つけ方の説明

冬は、一年で一番 星がきれいに見える季節ですね!   そんな冬の夜空に ”冬のダイヤモンド”という、 美しいネーミングの星たちが 輝いています。   冬のダイヤモンドはどんな星座の …

ヘルクレス座の恒星の名前 星団や銀河など星座の特徴と見つけ方

ヘルクレス座は一等星などの 明るい恒星が無く、 ギリシャ神話の英雄でありながら、 夜空ではとても大人しい星座です。   ヘルクレス座の恒星の名前 ヘルクレス座に属する星団や 星雲、銀河など …