月面Xって、ご存知ですか?
読んで字のごとく、
月面に”X”の文字が現れる
現象なんですが、
いつも現れているわけでは
ないんです。
月面Xはいつ現れるのか
どのあたりにあるのか
見つけ方は?
など、月面Xについての疑問を
解説していきます。
月面Xとは?
月面Xとは、
月面のクレーターなどの凹凸が
太陽の光に照らされて、
アルファベットの”X”の文字が
浮かび上がる現象です。
いつ現れるのかというと、
上弦の月の頃です。
上弦の月というのは、月齢7~8あたり、
つまり、新月から満月までの、
ちょうど中間くらいの半月です。
正中(天体が真南にくること)の時、
月の、向かって右側が光っているのが
上弦の月です。
月面Xは、
”ブランキヌス” ”プールバッハ” ”ラカイユ”
という、3つのクレーターの外壁から
形作られます。
特定の角度で
照らされた場合のみ現れるので、
綺麗に見えるのは1~2時間ほどです。
しかも、日本から見えやすい位置、
時間となると、
年に数回程度しか
チャンスはありません。
残念ながら、
肉眼で観ることはできませんが、
あらかじめ位置がわかっていれば
小さな天体望遠鏡などがあれば、
見つけられると思います。
※倍率はできれば50倍くらいは
あったほうが良いと思います。
それと、望遠鏡の口径は、大きい方が
より明るくきれいに見ることが出来ます。
今年・2020年(令和2年)の
月面Xの予報は以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
月面X 2020年はいつ?予報と月が見える位置を分析しました!
さて、月面Xの位置ですが、
下の画像をご覧ください。
赤丸を付けたところが月面Xです!
小さいですよね・・・
私も最初に観たとき、
もう少し大きいと思っていたので、
ちょっと拍子抜けしました^^;
まあ、でも、Xに見えますね!
そして、さらに、
最近話題になっているのが
アルファベットの”L”と”V”もある
というんです!
下の画像をご覧ください。
月の中央部分の赤丸に
ご注目ください。
確かに”V”に見えますね!
この画像ではLがわかりにくいので、
下の画像をご覧ください。
アルファベットのLが、
下のほうにありますね!
このように、3つ同時に見えるのは
珍しいんだそうです。
さて、月面LXVはいつ観測できる
チャンスがあるのか、
具体的な日にちは
別記事にまとめてありますので、
そちらの方をご参照ください。
↓ ↓
月面X 2020年はいつ?予報と月が見える位置を分析しました!
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