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星座・星・神話

やぎ座とはどんな星座?方角と特徴 主な恒星と星団

投稿日:2019年1月3日 更新日:

やぎ座は、星空の中でも
少し地味で、

あまり目立たない星座です。
 

やぎ座には
どんな恒星や星団があるのか、

いつ頃、どの方角に見えるのか、
 

など、天体としての
やぎ座の特徴について、
まとめました。

 
 

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やぎ座とはどんな星座?方角と特徴 主な恒星と星団


 

山羊座はトレミー48星座のうちの一つで、
占星術の十二星座の一つとしても
知られていますね!

 

やぎ座には明るい星が少なく、
最も明るいものでも3等星です。

 

なので、夜空を見上げても、慣れないうちは
見つけるのは少し難しいかもしれません。

 

 

それでは、山羊座を構成する主な恒星を
ご紹介していきたいと思います。

 

α星・・・アルゲディ(アラビア語で”仔山羊”)

     α1星とα2星からなる二重星で、
     これらは連星ではなく、見かけの二重星です。

 

 

β星・・・ダビー(アラビア語で”屠殺者の幸運”)

     β1星(3等星)とβ2星(6等星)からなる
     二重星で、こちらは連星です。

 

 

δ星・・・デネブ・アルゲディ(アラビア語で”ヤギの尾”)

     3等星で、山羊座の中では最も明るい恒星で四重連星。

 

 

γ星・・・ナシラ(アラビア語で”嬉しい使者”)4等星

 

 

ν星・・・アルシャト(アラビア語で”屠殺される羊”)

     はっきり解明されてはいませんが、
     見かけの二重星だと考えられています。

 

 

ζ星・・・ζ星Aとζ星Bからなる連星で、4等星

 

 

次に、山羊座にある星団を見てみましょう。

 

M30:NGC7099

 

やぎ座ζ星の近くにある球状星団で、
1764年、シャルル・メシエによって
発見されました。

 

中心部分の密度が高く、重力崩壊を起こしている、
とも考えられています。

 

 
 

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山羊座の見つけ方ですが、

天の川が見えていれば、そのすぐ左側(東側)にある、
逆三角形の星座がそうなんですが、

星空に慣れていないと、
ちょっと見つけにくいかもしれません。

 

そこで、やぎ座の月ごとの動きを
追っていきたいと思います。

 

 

1月上旬

日の入りごろ(午後4時半ごろ)
南西の空、高度約20~30°の位置にあり、

午後7時ごろには西南西の地平に沈みます。

 

 

2月上旬

日の入りごろ(午後5時ごろ)に
ちょうど西南西の地平に沈むので、
観測は出来ません。

 

 

以降、8月まで、昼間に出ているので
日本では観測できません。

 

 

8月上旬

日の入りごろ(午後7時前頃)
東南東の地平より昇ってきます。

南中は午前0時ごろ。
高度約30°の位置にあります。

日の出ごろ(午前5時前頃)
西南西の地平に沈みます。

 

 

9月上旬

日の入りごろ(午後6時ごろ)
東南東、高度約10°の位置にあります。

南中は午後10時ごろ。
高度約30°の位置にあります。

午前3時頃、西南西の地平に沈みます。

 

 

10月上旬

日の入りごろ(午後5時半ごろ)
南東の空、高度約20~30°の位置にあります。

南中は午後8時ごろ。
高度約30°の位置にあります。

午前1時頃、西南西の地平に沈みます。

 

 

11月上旬

日の入りごろ(午後5時前ごろ)
南南東の空、高度約30°の位置にあります。

南中は午後6時ごろ。
高度約30°の位置にあります。

午後11時頃、西南西の地平に沈みます。

 

 

12月上旬

日の入りごろ(午後4時半ごろ)
南の空、高度約30°の位置にあります。

午後9時頃、西南西の地平に沈みます。

 

 

やぎ座は観測できる時期が少ないですね・・・

 

高度も最高で30°くらいで、
あまり明るい星もないので、

視界が開けた、観測条件の良い場所でないと
じっくり観測するのは難しいかもしれませんね。

 

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