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ヘルクレス座の神話 英雄・ヘラクレスの悲劇の生涯の物語

投稿日:2019年4月28日 更新日:

ヘルクレス座の由来となったのは、

ギリシャ神話一の英雄といわれる、
ヘラクレスの物語です。
 

ヘラクレスは、女神・ヘラに
事あるごとに嫌がらせをされ、

散々な目に合うのですが、
 

天に昇って星座となった
彼の生涯の物語を、

できるだけ簡単に
解説したいと思います。

 

 

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ヘルクレス座の神話 英雄・ヘラクレスの悲劇の生涯の物語


 

ヘルクレス座のモデルとなったのは、
ギリシャ神話の英雄・ヘラクレスですが、

ヘルクレス:ヘラクレスの違いは、
ラテン語表記か英語表記かの違いです。
 

”ヘラクレス”というのは英語読み
”ヘルクレス”ラテン語読みです。

 

星座名は国際的に
ラテン語名が使われるため、

日本での正式名称は
”ヘルクレス座”となります。

 

 

さて、英雄・ヘラクレスの物語ですが、

彼は、大神・ゼウスとミケーネ王女・
アルクメネとの間に生まれました。

 

母親のアルクメネは、
英雄・ペルセウスの孫にあたります。
 

 ペルセウス

 

よって、ヘラクレスはペルセウスの
ひ孫になるんですが、

ペルセウスの父親もゼウスなんですよね・・・
 

なので、ペルセウスとヘラクレスは
腹違いの兄弟でもあります^^;

 

ペルセウスといえば、メデューサ狩りや

エチオピア王女・アンドロメダとの
物語が有名ですが、
 

そのあたりの話については、
以下の記事にまとめてありますので、

よろしければご覧ください。
     ↓     ↓
ペルセウス座の神話 メデューサの首の物語【前編】

ペルセウス座の神話 アンドロメダ座とカシオペア座の伝説と由来【中編】

ペルセウス座の神話 アンドロメダとの結婚 その後の物語【後編】

 

 

大神・ゼウスには正妻として
女神・ヘラがいるんですが、
 

このヘラという人、大変に嫉妬深くて、

残虐というか、陰湿な性格を
しているんですね~
 

 ヘラ

 

ゼウスの浮気相手やその子供たちは
ことごとく悲惨な目に合っています。

 

そのことで、ゼウスともよく
口論になったりと、

あまり仲は良くなかったようですね・・・

(浮気しまくるゼウスもゼウスですが・・・)

 

 

そして、ご多分に漏れず、
ヘラクレスもその被害者です^^;

 

生まれる時をヘラに故意に操作され、

ミケーネ(ギリシャの古代都市)の
王になれなかったり、
 

生まれたばかりで、寝ているゆりかごに
毒蛇を放り込まれたりしました。
 

※この時、ヘラクレスは素手で
 毒蛇を握りつぶしたので無事でした。

 

毒蛇の一件は、ゼウスがヘラクレスに
不死の力を与えようとして、

眠っているヘラの乳を吸わせたことを
恨んだからだといわれています。

 

この時、ヘラクレスの乳を吸う力が強すぎて、

あまりの痛みにヘラはヘラクレスを
突き飛ばしたといわれています。

 

そして、この時、飛び散った乳が
天の川(Milky Way)になったといわれています。

 

 

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ヘラの嫌がらせの極めつけの一件ですが、
これはもう、本当に悲惨です。

 

一時的にヘラクレスの精神状態を狂わせ、

その結果、ヘラクレスは自分の妻子を
炎の中に投げ込んで殺してしまいます。

 

正気に戻ったヘラクレスは嘆き悲しみ、
その罪を償うため、

自分がなるはずだったミケーネ王に仕え、
10の勤めを果たすことになります。

 

※ミケーネ王の横槍で無効にされた
 功績を含めると、

 結果的に、全部で十二の功績を
 あげることになります。

 

その、十二の功績とは、
 

第一の功業 :ネメアの森の獅子狩り

第二の功業 :レルネーの沼に住むヒュドラ退治

第三の功業 :ケリュネイアの鹿の生け捕り

第四の功業 :エリュマントスの猪の生け捕り

第五の功業 :エリス王・アウゲイアスの牛小屋掃除

第六の功業 :ステュムパリデスの鳥退治

第七の功業 :クレータの牡牛の生け捕り

第八の功業 :トラキア王・ディオメデスの人喰い馬の生け捕り

第九の功業 :アマゾンの女王・ヒッポリュテの腰帯を入手

第十の功業 :ゲリュオネスの紅い牛の生け捕り

第十一の功業:ヘスペリデスの黄金の林檎を入手

第十二の功業:地獄の番犬ケルベロスの生け捕り

 

※十二の功績の話は、上記リンク先にまとめてありますので、
 よろしければご覧ください。

 

 

この十二の功績のほかにも

神々との対決や、国の攻略、アルゴー号の冒険、
ギガントマキア大戦への参加 など、

様々な冒険をしています。

 

そんな勇猛なヘラクレスですが、
最期は(というより最後も!?)結構、悲惨です。

 

 

ヘラクレスはデイアネイラと再婚し、
幸せに暮らしていたんですが、
 

ある時、ヘラクレスが攻略した街・
オイカリアの王女イオレを捕虜として
連れ帰ってきました。

 

ところが、捕虜というのは名目で、
実際は愛人として溺愛していたんですね~

 

それを知ったデイアネイラは、以前手に入れた
ケンタウロス族のネッソスの血を、

ヘラクレスの衣服に塗りつけて、
渡しました。

 

この”ネッソスの血”というのは、

以前、デイアネイラが
ネッソスに襲われそうになった時、
 

ヘラクレスがヒュドラの毒矢で
ネッソスを射殺した、という事件があったんです。

 

今際の際に、ネッソスがデイアネイラに、
 

”私の血は媚薬効果があるので、

 肌に塗ると愛を取り戻すことができる”
 

と言い残し、絶命しました。

 

しかしこれは真っ赤な嘘で、その血には
ヒュドラの毒が混ざっているので当然猛毒です。

 

しかし、デイアネイラは素直に
ネッソスの言うことを信じ、

その血を保管しておき、今回、
ヘラクレスの衣服に塗ってしまった、
ということなんです。

 

 

デイアネイラはただただ、夫の愛情を
取り戻したい一心だったんでしょう。

 

しかし、それを着たヘラクレスは
猛毒に侵され、もだえ苦しみます。

 

あまりの苦しみに耐えかね、

オイタ山頂で薪の上に身を横たえ、
火を点けさせて、炎の中で絶命しました。

 

事の顛末を知ったデイアネイラは絶望し、
自ら命を絶ってしまった、ということです。

 

 
 オリンポス山
 

ヘラクレスは死後、天に昇り、
オリンポスの神々の一員に加わります。

 

そして、女神・ヘラとも和解し、
ゼウスとヘラの娘・へーべーを妻とし、

アレクシアレースとアニーケートスという
二柱の息子を儲けた、ということです。

 

 

最後、いかにも美談、
という感じでまとまっていますが・・・

 

犠牲になった人(その他)のことを考えると
なんか釈然としないんですよね。

 

あまり深く考えないほうがいいんでしょうか^^;

 

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