こと座のベガといえば、
七夕の織姫星のことですが、
ベガとはどういう星なのか
地球からの距離は?
色や大きさはどのくらい?
彦星・アルタイルとは
どれくらい距離があるの?
など、こと座のベガについて
まとめました。
こと座ベガの位置 色や大きさ、アルタイルとの距離は?
こと座のベガは、
別名:織女星(織姫星)として
有名な星ですね!
こと座のα星であり、
全天で5番目の明るさを持つ1等星です。
ベガの位置ですが、
赤経 18h 36m 56s
赤緯 +38°47′1″
地球からは、約25光年(約240兆キロ)
離れています。
地球からの見た目は青白い色で、
脈動変光星の一種であるたて座δ型変光星。
※脈動変光星について、詳しくは
こちらをご覧ください→脈動変光星とは
表面温度は1万度以上。
大きさは、太陽の直径の約2.5倍。
ちなみに、夏の大三角を形成する
他の2つの星、わし座のアルタイルと
はくちょう座のデネブの大きさは、
アルタイルが太陽の直径の約1.8倍、
デネブはなんと約200倍と、超巨大です!
太陽って、地球の約109倍の大きさだと
いわれていて、
とてつもなく大きく感じていたんですが、
太陽って、小さい方なの?
と思わざるを得ないような数値ですね・・・
アルタイルとデネブについては
以下の記事の詳しくまとめてありますので
ご参照ください。
↓ ↓
わし座アルタイルの意味と由来 色と大きさはどのくらい?
はくちょう座デネブまでの距離は?色や大きさ、特徴を解説します
実際、宇宙には
太陽より大きな星々がたくさんあって、
今のところ最も大きいと
いわれている恒星は、
”たて座UY星”です。
大きさは、太陽の約1700倍だと
いわれています。
太陽の位置に置けば、木星まで
達する大きさだとか。
ここまで来ると、ちょっと意味が
わからなくなるくらいの大きさですよね・・・
横道にそれましたが^^;
こと座のベガといえば、七夕伝説の
織女星(織姫星)としても有名ですね!
七夕伝説のもう一方の主役である
わし座のアルタイル(牽牛星:彦星)とは、
天の川をはさんで西と東に別けられた
悲恋の伝説が語り継がれていますが、
2つの星の距離って、
どのくらいあるんでしょうか?
こと座のベガとわし座のアルタイル、
2つの星の気になる距離は、
約14.5光年。
約137兆キロ離れていることになります。
宇宙規模で見ると近いのかもしれませんが、
人間からしたら、とてつもない距離ですね・・・
七夕伝説については以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
こと座ベガの神話 わし座アルタイルとの2つの牽牛織女伝説
こんなふうに、大きさや距離など、
とてつもなく巨大なもののことを考えていると、
日頃、色んな小さなことで悩んでいる自分が
バカらしく思えてきます。
あなたも、ストレスが溜まった時は、
星空を見上げ、壮大な宇宙に思いを馳せて、
思い切りリフレッシュしてみてくださいね!
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