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月齢とは?小数点はなぜつくの?算出方法をわかりやすく説明します!

投稿日:2018年11月16日 更新日:

月齢って、新聞などで
よく見かけますが、

何となく解っていても、
説明するのって難しいですよね。
 

月齢に小数点が付いているのはなぜ?

どうやって算出するの?
 

など、月齢についての疑問を、
解説していきたいと思います。

 
 

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月齢とは?小数点はなぜつくの?

月齢とは、月の満ち欠けを
数字で表したもの
で、

朔(さく=新月)の瞬間を月齢0として、
1日ごとに1ずつ増えていきます。

 

月齢6あたりが上弦の月
 

月齢14あたりを望(ぼう=満月、
望月(もちづき)ともいう)
 

月齢22あたりが下弦の月

 

そして、最大月齢29の三十日月(みそかづき)
の次が新月=月齢0
になり、
以降これの繰り返しです。

 

”14あたり”などという表し方なのは、
月は地球の周りを楕円軌道で周っているので、
ズレが生じるためです。

 

月の満ち欠けの仕組みとその呼び名については、
こちらの記事に詳しくまとめてあります。
    ↓     ↓
月の満ち欠けの仕組みと呼び方

 
 

新聞などで、その日の月齢を確認してみると、
1や2などのすっきりした整数ではなく、

小数点以下第一位までで
表されていることが多い
ですよね?

 

これは、通常、その日の月齢は、
その日の正午の月齢値で
表されるからなんです。

 

どういうことかというと、

新月というのは、太陽→月→地球の順に、
一直線に並んだ瞬間のことを言います。
 

並んだ日ではなく、その瞬間です。
(通常○日○時○分など、分単位です)

 

なので、正午ピッタリが新月の瞬間なら、
その日の月齢を0とし、

次の日から1・2・3・・・と、
小数点なしの整数で表すことができますが、

新月の瞬間が正午ピッタリ、
というのはなかなか無く、

(といっても、年2~3回くらいはありますが^^;)

ちょっとずれることの方が多いんですね。

 

よって、その日の月齢を表す数字には
小数点が付いていることが多いんです。

 

これは、実際に計算してみたほうが
わかりやすいですね!

次の章では、月齢の算出方法を
みていきたいと思います。

 
 
 

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月齢の算出方法

では、2019年2月5日を例にとって
みていきましょう!

 

例)2019年2月5日の月齢の計算
 

新月・・・2月5日 午前6時4分
 

その日の月齢はその日の正午でみるので、

2月5日の午前6時4分から正午までは、
5時間56分経っています。
 

1日に月齢は1ずつ進むので、
5時間56分を24時間で割ると算出できます。
 

時間ではわかりにくいので、分に直すと

356分 ÷ 1440分 = 0.2472…

となりますね!
 

小数点第二位以下を四捨五入すると、

2月5日の月齢は、0.2

ということになります。
 

以降、2月6日の月齢は 1.2
2月7日は 2.2・・・
と、毎日1ずつ進んでいきます。

 

このようにして、月齢(小数点)は
算出されます。

 

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