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星座・星・神話

ちょうこくぐ座とは 意味や星座の特徴 主な恒星や銀河について

投稿日:2019年7月5日 更新日:

ちょうこくぐ座って
変わった名前ですよね?
 

フランスの天文学者・
ラカイユによって、

18世紀に設定された
新しい星座です。
 

”ちょうこくぐ”とは
どういう意味なのか

どんな恒星があるのか

属する銀河は?
 

など、ちょうこくぐ座の
星座の特徴について
まとめました。

 

 

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ちょうこくぐ座とは 意味や星座の特徴 主な恒星や銀河について


 

ちょうこくぐ座の”ちょうこくぐ”は、
漢字で”彫刻具”と書きます。

 

漢字を見ると、
意味はお分かりかと思いますが、

美術品の彫刻を作る時の
道具のことです。

 

ラカイユが、美術道具にちなんだ
星座として設定したもので、

他に、ちょうこくしつ座(彫刻室座)
がか座(画架座:イーゼルのこと)があります。

 

 

オリオン座の近くにあるので、
大体の位置は分かりやすいと思いますが、

目立った明るい星が無いので、
星座自体はちょっと見つけにくいと思います。

 

 クリックで拡大します

 

 

では、ちょうこくぐ座の主な恒星や銀河について
解説していきたいと思います。

 

 

ちょうこくぐ座の主な恒星

 クリックで拡大します

 

α星・・・固有名なし:4等星

     ちょうこくぐ座の中で
     一番明るい恒星で、

     α星Aとα星Bから成る
     二重星(連星)です。

     地球からの距離は約66光年です。

 

 

γ1星・・・固有名なし:5等星

     ちょうこくぐ座の中で
     2番目に明るい恒星で、
     こちらも連星です。

     地球からの距離は約185光年です。

 

 

β星・・・固有名なし:5等星

     ちょうこくぐ座の中で
     3番目に明るい恒星です。

     地球からの距離は約90光年です。

 

 

δ星・・・固有名なし:5等星

     ちょうこくぐ座の中で
     4番目に明るい恒星です。

     地球からの距離は約700光年です。

 

 

では次に、ちょうこくぐ座の
主な銀河を見ていきましょう!

 

 

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ちょうこくぐ座の主な銀河

 クリックで拡大します

 

NGC1567・・・楕円銀河

          地球からの距離は2億1千万光年、
          直径は約8万千光年です。

 

NGC1570・・・楕円銀河

          地球からの距離は1億9千万光年、
          直径は約8万5千光年です。

 

NGC1572・・・棒渦巻銀河

          地球からの距離は2億6千万光年、
          直径は約19万光年です。

 

NGC1585・・・渦巻銀河

          地球からの距離は2億1千万光年、
          直径は約7万光年です。

 

NGC1595・・・渦巻銀河

          地球からの距離は2億光年、
          直径は約8万千光年です。

 

NGC1598・・・棒渦巻銀河

          地球からの距離は2億2千万光年、
          直径は約9万5千光年です。

 

NGC1616・・・渦巻銀河

          地球からの距離は1億9千万光年、
          直径は約10万5千光年です。

 

NGC1660・・・渦巻銀河

 

NGC1668・・・楕円銀河

 

NGC1687・・・棒渦巻銀河

 

NGC1701・・・渦巻銀河

 

NGC1759・・・楕円銀河

 

 

ちょうこくぐ座に属する銀河は、
どれもとても遠い位置にありますね。

 

4等星以下の暗い星しかないので、

夜空で探すのは
ちょっと難しいかもしれませんが、
 

観測条件の良いところに行くことがあれば、
ぜひ、探してみてください。

 

ちょうこくぐ座の詳しい動きは
以下の記事をご参照ください。
   ↓    ↓
ちょうこくぐ座α星の見つけ方 位置(高度や方角)などひと月ごとの動き

 

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ちょうこくしつ座の銀河や星団 主な恒星など星座の特徴について

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