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おひつじ座の神話を簡単に解説 黄金の毛皮を持つ牡羊の物語

投稿日:2019年5月4日 更新日:

おひつじ座の由来となった
ギリシャ神話の物語を
ご紹介しています。
 

おひつじ座は、ゼウスが遣わした
黄金の毛皮を持つ牡羊が、

天に上げられ
星座となったんですが、
 

ちょっと、ドキッとする
展開を見せます!
 

その経緯を、出来るだけ簡単に
解説していきたいと思います。

 

 

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おひつじ座の神話を簡単に解説 黄金の毛皮を持つ牡羊の物語


 

ボイオティアの王・アタマスと、
その妻・ネペレーとの間には

プリクソスとヘレという
双子の兄妹がいました。

 

ところが、アタマス王はネペレーを離縁し、
後妻にテーバイの王女・イノを迎えます。

 

イノとの間にも二人の子供ができ、
そうすると、イノは、

前妻の子であるプリクソスとヘレが
邪魔になってきます。
 

そして、何とか2人を排除しようと、
イノは一計を案じます。

 

 

ある時、国が大凶作となり、
人々は飢饉に苦しむこととなりました。

 

そこで、アタマス王は、大伸・ゼウスに
神託を仰ぐことを決めました。

 

そして、そのお告げの内容は、

”プリクソスとヘレを生贄に捧げるように”

とのことだったのです。

 

 

アタマス王は困り、大変悩みましたが

実はこの一連の流れは、全て
王妃・イノが仕組んだことだったのです。

 

イノはまず最初に、穀物の種を火であぶり、
芽が出ないように工作しました。

 

そして、意図的に飢饉を誘発し、
アタマス王が神託を仰いだ際、

神官たちを買収して、
嘘の告示をさせたのです。

 

そして、憎い前妻の子供たちを
抹殺しようと企んだのです!

 

これを知った双子の母親・ネペレーは
ゼウスに子供達を救ってくれるよう、
懇願しました。

 

そして、二人が生贄として
殺されそうになったその時、
 

大伸・ゼウスは、
黄金の毛皮を持つ羊を遣わし、

兄妹をその背に乗せて
逃がしてやりました。

 

 

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羊は天高く舞い上がり、
空を飛んで国を離れていきます。

 

妹のヘレが下を覗くと、
あまりの高さに目がくらみ、

牡羊の背から下の海へ
落ちてしまいました。

 

この時ヘレが落ちたところは
現在のダーダネルス海峡だといわれていて、

そこはかつて、ヘレスポンテス:ヘレの海
と呼ばれていたそうです。

 

兄のプリクソスは驚き、悲しみましたが
どうすることもできず、

その場を後にしました。

 

 

その後、プリクソスを乗せた牡羊は
コルキスへとたどり着き、

コルキス王・アイエテスは
プリクソスを厚遇しました。

 

そして、プリクソスはこの地で
牡羊を生贄に捧げ、

黄金の毛皮をアイエテス王に
贈呈しました。

 

プリクソスはコルキスの王女・カルキオぺと結婚し、
幸せに暮らした、ということです。

 

 

助けてくれた羊を生贄に!?、って、
最初、ビックリしたんですが、
 

当時は神から授かったものは
生贄として神に返すのが習わしだったようで・・・

 

今の感覚からすると、完全に
恩を仇で返すような行為ですが、

当時は、神に捧げる大事なものとして、
最上級の扱いだったようですね。
 

それにしても、ちょっと羊が可哀想ですよね~

 

 

ちなみに、この牡羊の黄金の毛皮ですが、
コルキス王は、これを眠らない竜に守らせていた、

といわれていて、その竜が天に上げられ
りゅう座になった、とも言われています。

 

りゅう座の神話については、
以下の記事も参考になさってください。
     ↓     ↓
りゅう座の神話 ラドンが守るヘスペリデスの黄金の林檎とヘラクレスの冒険

 

そして、この毛皮”金羊毛”は、後の、
英雄・イアソン率いるアルゴー号・
アルゴナウタイの冒険へと繋がっていきます。

 

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