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ヘラクレス 十二の試練とは?【前編】

投稿日:2019年4月26日 更新日:

ギリシャ神話一の英雄と
言われている、ヘラクレス。
 

実写映画やアニメなどでも
多く取り上げられていて、
人気がありますよね!
 

ヘラクレスはその生涯で、
様々な冒険をするんですが、

中でも、ある罪滅ぼしのために

”十二の試練”

に立ち向かう話が有名です。
 

ヘラクレスの十二の試練のうち、
前半の、1~6編の内容を、
簡単にまとめました。

 

目次

第一の功業:ネメアの森の獅子狩り

第二の功業:レルネーの沼に住むヒュドラ退治

第三の功業:ケリュネイアの鹿の生け捕り

第四の功業:エリュマントスの猪の生け捕り

第五の功業:エリス王・アウゲイアスの牛小屋掃除

第六の功業:ステュムパリデスの鳥退治

 

後編7~12の試練は
以下の記事をご覧ください。
   ↓    ↓
ヘラクレス 十二の試練とは?【後編】

 

 

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ヘラクレス 十二の試練とは?前編

 

ヘラクレスは、ある罪滅ぼしのために、
十二の試練に立ち向かうことになります。
 

その罪とは、なんと、

ヘラクレスは狂気に陥り、自分の妻子を
火の中に投げ込んで殺してしまうんです!

 

これは、女神・ヘラの嫌がらせで、
ヘラクレスに罪はないんですが・・・

 

このあたりの話は以下の記事に
まとめてありますので、

よろしければご覧ください。
   ↓    ↓
ヘルクレス座の神話 英雄・ヘラクレスの悲劇の生涯の物語

 

正気に戻ったヘラクレスは嘆き悲しみ、
贖罪として自らを追い込む決意をし、

ミケーネ王・エウリュステウスより
十の試練を与えられることとなります。

 

では、早速ですが、
ヘラクレスの十二の試練の第一から
見ていきましょう!

 

※ミケーネ王・エウリュステウスの横槍により、
 無理やり無効にされた功績を含めると、
 全部で十二になります。

 

 

第一の功業:ネメアの森の獅子狩り


 

最初の功績は、ネメアの谷に住む
人食いライオンを退治することです。

 

刃物を通さない強靭な皮を持つライオンを、
ヘラクレスはどうやって退治したのか?

 

この話は”しし座の神話”
まとめてありますので、
以下の記事をご参照ください。
   ↓     ↓
しし座の神話を簡単に解説 人食いライオンとヘラクレスの死闘

 

 

第二の功業:レルネーの沼に住むヒュドラ退治

 

第二の功績は、レルネーの沼に住む
ヒュドラを退治することです。

 

ヒュドラは9つ(あるいは、100)の
頭を持つといわれている怪物で、

頭を切り落としても、その切り口から
2つ頭が再生する、という厄介な怪物でした。

 

ヒュドラ退治でも、女神・ヘラの
横槍が入るんですが・・・

 

このあたりの話は”かに座の神話”
まとめてありますので、
以下の記事をご参照ください。
     ↓     ↓
かに座のギリシャ神話 大蟹カルキノスとヘラクレスの物語

 

 

第三の功業:ケリュネイアの鹿の生け捕り


 

ケリュネイアの鹿は、
黄金の角と、青銅のひづめを持つ、

狩猟の女神・アルテミスの聖獣です。

 

全部で5頭いて、うち4頭は
アルテミスが自力で捕獲し、

彼女の戦車を引いていましたが、

残りの1頭は狩猟の女神でも
捕まえられないほどの俊足でした。

 

この鹿を生け捕りにするよう、
ミケーネ王・エウリュステウスより
命を受けます。

 

女神は鹿を傷つけることを
許さなかったため、

ヘラクレスは慎重に、
1年に渡って鹿を追い、
 

水を飲むため立ち止まったところを
生け捕りにした後アルテミスに捧げました。

 

 

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第四の功業:エリュマントスの猪の生け捕り


 

第四の功績は、エリュマントス山に住み、
近隣の人や街に危害を加える大猪を
生け捕りにすること。

 

この時、ヘラクレスはケンタウロス族に
協力を求め、難なく猪を捕獲しましたが、
 

ケンタウロス族秘蔵の酒を
無理やり飲んでしまったために、

ケンタウロス族との戦いが起こります。

 

その後の展開は”いて座の神話”
まとめてありますので、ご参照ください。
     ↓     ↓
いて座のギリシャ神話 ケンタウロス族の賢者ケイロンの悲話

 

 

第五の功業:エリス王・アウゲイアスの牛小屋掃除

 

第五の功績は、エリス王・アウゲイアスの
牛小屋を掃除すること。

 

アウゲイアスは、
3000頭の牛を持っていましたが、

その小屋は30年もの間、
掃除されていませんでした。

 

そして、この小屋を1日で掃除したら、
10分の1の牛をもらう、

との約束で、掃除をすることに。

 

ヘラクレスは川の神の力を借り、
2つの川の流れを変えて牛小屋に引き入れ、

約束通り、1日で綺麗にしてしまいました。

 

しかし、アウゲイアスは、
牛を渡す約束を反故にしたため、

怒ったヘラクレスに
後日殺されることとなります。

 

そして、エウリュステウス王は、

川の神の力を借りた、あるいは、報酬を要求した

として、この功績を無効にしてしまいました。

 

 

第六の功業:ステュムパリデスの鳥退治


 

第六の功績は、ステュムパリデスの鳥たちを
退治すること。

 

ステュムパリデスの鳥たちは、
かつては軍神・アレスのペットでしたが、

近隣の田畑を荒らし、人間に危害を加えるため
退治することとなりました。

 

ヘラクレスは女神・アテナと、
炎と鍛冶の神・ヘパイストスから
大きな音を立てる鳴子を借り、
 

音に驚いて一斉に飛び立った鳥たちを、
次々にヒュドラの毒矢で射落としました。

 

毒矢が効かず、襲い掛かってくる鳥は
素手で絞め殺したといいます。

 

そして、数少ない難を逃れた鳥たちは、
二度とその地へ戻ってこなかったそうです。

 

 

以上が1~6の試練の物語です。

以下、7~12の試練の物語は
以下の記事をご覧ください。
   ↓    ↓
ヘラクレス 十二の試練とは?【後編】

 

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