ふたご座(天体)の夜空での位置、
ひと月ごとの動きをまとめました。
ふたご座が見える時期はいつごろか?
何時頃、どのあたり(方角や高度)にあるか、
あらかじめ判っていれば、
夜空で見つけやすいと思います。
そこで、この記事では、
ふたご座で最も明るい恒星である
β星・ポルックスの位置(方角・高度)を
記していきたいと思います。
ふたご座流星群については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
ふたご座流星群 2019年の方角とピークはいつ頃?一番の見頃の時間帯は?
ふたご座の位置 見える時期と探し方 ひと月毎の動きのまとめ
ふたご座は、α星・カストルと、
β星・ポルックスの双子星が有名な星座です。
ふたご座は、α星より、
β星のポルックスのほうが明るく、
見つけやすいと思いますので、
この記事では
ポルックスの動きを記しています。
ふたご座については、
以下の記事で詳しく説明してありますので、
よろしければご覧ください。
↓ ↓
ふたご座とは 主な恒星と特徴 最も明るい恒星・和名など
ふたご座の神話を簡単に解説 カストルとポルックス兄弟の固い絆の物語
では、早速、ふたご座の位置を見ていきましょう!
1月上旬
午後5時ごろ、東の地平より顔を出します。
南中は午前1時前ごろ。
ほぼ、天頂付近にあります。
日の出ごろ(午前7時前頃)には、
北北西の空、高度は約10°の位置にあります。
2月上旬
日の入りごろ(午後5時ごろ)、
東北東の空、高度は約20°の位置にあります。
南中は午後10時半過ぎごろ。
ほぼ、天頂付近にあります。
午前6時過ぎには北西の地平に沈みます。
3月上旬
日の入りごろ(午後5時半ごろ)、
東の空、高度は約50°の位置にあります。
南中は午後9時前ごろ。
ほぼ、天頂付近にあります。
午前4時半ごろには北西の地平に沈みます。
4月上旬
日の入りごろ(午後6時ごろ)、
天頂近く、高度は約80°の位置にあります。
南中は午後7時前ごろ。
ほぼ、天頂付近にあります。
午前2時半ごろには北西の地平に沈みます。
5月上旬
日の入りごろ(午後6時半ごろ)、
西の空、高度は約70°の位置にあります。
午前0時半ごろには北西の地平に沈みます。
6月上旬
日の入りごろ(午後7時前ごろ)、
西の空、高度は約40°の位置にあります。
午後10時半ごろには北西の地平に沈みます。
7月上旬
日の入りごろ(午後7時ごろ)、
西北西の空、高度は約15°の位置にあります。
午後8時半ごろには北西の地平に沈みます。
8月上旬
日の入りごろ(午後7時前ごろ)、
北西の地平に沈みます。
午前3時過ぎごろ、
東の地平より顔を出します。
日の出ごろ(午前5時前頃)
東北東の空、高度約20°の位置にあります。
9月上旬
午前1時過ぎごろ、
東の地平より顔を出します。
日の出ごろ(午前5時過ぎ頃)
東の空、高度約40°の位置にあります。
10月上旬
午後11時ごろ、
東の地平より顔を出します。
日の出ごろ(午前5時半頃)
東の空、高度約70°の位置にあります。
(ほぼ、天頂付近です)
11月上旬
午後9時過ぎごろ、
東の地平より顔を出します。
南中は午前5時前頃。
ほぼ、天頂付近にあります。
日の出ごろ(午前6時頃)
西の空、高度約70°の位置にあります。
(ほぼ、天頂付近です)
12月上旬
午後7時過ぎごろ、
東の地平より顔を出します。
南中は午前3時前頃。
ほぼ、天頂付近にあります。
日の出ごろ(午前6時半頃)
西の空、高度約40°の位置にあります。
ふたご座は、
東から昇って天頂を通り、西へと沈む、
オーソドックスな動きを見せる星座ですね!
ふたご座が見える時期は、
6月~8月ごろは
少し見にくいと思いますが、
それ以外は比較的観測しやすい星座です。
ポルックスは、冬のダイヤモンドを形成する
星の一つでもあり、
冬を代表する星(星座)なので、
ぜひ、観測してみてくださいね!
冬のダイヤモンドについては
別記事にまとめてありますので、
よろしければそちらもご覧ください。
↓ ↓
冬のダイヤモンドとは 星座と星の名前 見つけ方の説明
冬のダイヤモンドの方角と位置 見つけ方はオリオン座を目印に!