みずがめ座η流星群とは
何なのでしょうか?
ηの読み方は?
どの方角を見ればよいのか
極大(ピーク)はいつ頃?
母天体は?
など、
みずがめ座η流星群について、
あらゆる角度から
解明していきたいと思います。
みずがめ座η流星群の読み方 方角や極大(ピーク)母天体について
まず、みずがめ座η流星群の読み方ですが、
”η”は”イータ”あるいは”エータ”
と読みます。
毎年、4月下旬ごろから5月下旬ごろに
活動する流星群で、
極大(ピーク)は大体、5月6日頃
となることが多いです。
※極大日時は毎年変わりますので、
その年の最新情報をチェックしてくださいね!
今年・2020年のみずがめ座η流星群の最新情報は、
以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
みずがめ座η流星群 2020年の方角と極大(ピーク)見頃の時間帯は?
活発な流星群で、その活動は
ペルセウス座流星群と同程度といわれています。
※ペルセウス座流星群は、
日本で観測できる流星群の中でも
1~2位を争う規模の流星群です。
しかし、活発な活動が観測できるのは、
水瓶座が高い位置で観測できる
南半球に限られます。
ちょうど、ゴールデンウイークと重なるので、
南半球に旅行の予定がある方は
ぜひ、観測してみてください。
日本で観測するには高度が低く、
1時間あたり、数個~せいぜい10個程度
となってしまいます。
みずがめ座η流星群は、
放射点の高度が低いので、
流星が地平から天頂に向かって
昇って行くように流れるものが多く、
これは、みずがめ座η流星群の
特徴といえます。
※クリックで拡大します
みずがめ座η流星群の放射点(輻射点)の位置
この時期の水瓶座の方角ですが、
夜中の1時~2時ごろに、
東の地平より昇ってきます。
そして、南中は朝の7時ごろとなります。
日の出は午前5時ごろなので、
南中時の観測は残念ながら出来ません。
放射点(輻射点)の高度が高いほど、
流星は観測しやすくなるので、
みずがめ座η流星群は
明け方近くの時間帯が一番の見頃
となります。
また、流星は全天に流れるので、
放射点の観測、という目的がなければ、
方角は気にしなくて大丈夫ですよ!
どこか1点に集中して探す、
というより、
全体をまんべんなく、
ボーっと眺めている方が
流星は見つけやすいと思います。
最後に、みずがめ座η流星群の母天体ですが、
あの有名なハレー彗星(1P/Halley)です。
彗星なので、”母彗星”
ということもできますね!
みずがめ座流星群は、η流星群の他に
δ(デルタ)流星群というのがあり、
別記事にまとめてありますので、
そちらの方もご参照ください。
↓ ↓
みずがめ座δ流星群 2020年 方角とピーク(極大)の時間帯 見頃はいつ?
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