今年・2020年の
オリオン座流星群の最新情報です。
ピーク(極大日)はいつか?
見頃の時間帯は?
放射点(輻射点)の方角は?
など、今年のオリオン座流星群について
まとめました。
オリオン座流星群の、
毎年変わらない基本的な仕組みについては
以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
オリオン座流星群とは 特徴としくみ 時期はいつ?母天体は?
オリオン座流星群 2020 今年のピークの時間帯と方角は?
オリオン座流星群は、対地速度が速く、
(全流星群の中で2番目:秒速約66km)
明るい流星が多いです。
※ちなみに、1位はしし座流星群です。
(対地速度:秒速約71km)
流星痕も残りやすく、見応えがあるので、
人気の流星群です。
さて、今年・2020年のオリオン座流星群の極大日は、
10月21日(水)
ピークの時間帯は、午後2時ごろ
と予想されています。
一番の見ごろの時間帯は、
10月21日(水)の夜
(オリオン座は午後9時ごろ
昇ってくるのでそれ以降)
ということになりますが・・・
オリオン座流星群は
ピークがなだらかで、
比較的長い間続くので、
ピーク日時を中心に、数日は
同じような条件で観測できます。
なので、大体そのあたりで、
ご都合の良い時に
観察してみてください。
10月21日の月齢は 4
新月と上弦の中間くらいの
三日月です。
そして、月の入りが
午後8時半ごろなので、
今年は月明かりの影響は
心配ないですね!
流星は、放射点を中心に
全天に流れるので、
見る方向は、
どの方角でも構わないですよ!
明かりが目に入らない、
なるべく暗い方を向くようにしたほうが
見つけやすいです。
オリオン座流星群の
一時間あたりの出現数は、
5個程度と、
多くはありませんが、
明るくて、流星痕を長く残す、
華やかな流星が多いのが
オリオン座流星群の特徴なので、
観測時間がある程度とれるなら、
見てみる価値はあると思います。
この時期の、オリオン座の
時間帯ごとの方角と位置(高度)は、
午後9時ごろ、
東の地平より顔を出します。
日が変わって、
午前1時ごろ、
南東の空、
高度約30~50°の位置にきます。
南中は、午前3時過ぎ頃、
高度約40~60°の位置にあります。
日の出ごろ(午前6時ごろ)
南西の空、
高度約30~50°の位置にあります。
放射点を観測するなら、
参考になさってください。
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