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星座・星・神話

こと座の神話 悲劇でちょっと怖い話とその後の話

投稿日:2018年11月30日 更新日:

こと座の神話といえば、
あの有名なオルフェウスの
物語ですね!
 

悲劇として知られていますが、
最後は一説によると、
結構怖い話だって知ってました?
 

そんな、こと座の神話の神話と、

オルフェウスは最終的に
どうなったのか(諸説あり)

を、ご紹介したいと思います。

 
 

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こと座の神話 悲劇でちょっと怖い話

こと座は、ギリシャ神話に登場する
詩人であり、音楽家でもあった

オルフェウスの竪琴が星座になった、
といわれています。
 

オルフェウスは太陽神・アポロンと
芸術の女神・カリオペとの間に生まれ、

琴の演奏で彼にかなう者は
いないといわれるほどの名手でした。

 

オルフェウスの父親は、トラキア王・
 オイアグロスである、ともいわれています。

 

アポロンより贈られた竪琴を弾き、
その音色は万物を魅了するほど
素晴らしいものでした。

 

オルフェウスには森の木のニンフである
エウリディケという美しい妻がいました。
 

二人は幸せに過ごしていましたが、
ある日、エウリディケは
毒蛇に足を噛まれて死んでしまいます。
 

オルフェウスは嘆き悲しみ、
どうしても妻を諦めることができず、
冥界に下りていきます。
 

冥界の入り口には番人・カロンと、
番犬・ケルベロスが立ちはだかっていましたが、

オルフェウスは竪琴を奏で、
カロンとケルベロスはその音色に魅了され、
その隙に、冥界へ入ることに成功します。
 

そして、冥界の王・ハデスに会い、
妻エウリディケを返してほしいと懇願します。

 

しかしハデスは一向に、この願いに
耳を傾けてはくれませんでした。
 

そこで、オルフェウスは竪琴を取り出し、
心を込めて演奏し始めます。
 

見事な音色はハデスをはじめ、
冥界のもの全てを魅了します。
 

そして、ハデスの妻で、冥界の女王でもある
ペルセフォネの説得により、

ハデスはようやく願いを聞き入れ、
エウリディケを地上に戻すことを約束しました。
 

ただし、

二人が地上に戻るまで、決して振り返らない

という条件が付けられました。

 
 
 

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オルフェウスは喜び、エウリディケを連れ、
地上への道を歩き出しましたが、

地上まで、あともう少し、というところで
後ろを振り返ってしまいます。
 

なぜ振り返ったのか、については、

・エウリディケがちゃんとついてきているか
 心配になったから
 

・地上の光が見えてきて、喜びのあまり
 エウリディケの方を見てしまった
 

・オルフェウスは地上に着いたので、
 もう大丈夫だと思い、振り返ったが、

 後ろを歩いていたエウリディケは
 まだ地上に達していなかった

という説があります。
 

約束を破ったので、エウリディケは冥界に
連れ戻されてしまいました。
 

慌てて後を追い、ハデスにもう一度
妻を地上に戻してほしいと懇願しますが、
ハデスは聞き入れることはできません。
 

再び竪琴を取り出し、演奏しますが
願いが聞き入れられることはありませんでした。
 

三途の川の番人・カロンに、川を渡してもらえず、
 ハデスには会えなかった、という説もあります。

 

オルフェウスの最期については諸説あり、

・エウリディケが消えてしまったところで
 気力をなくしてしまい、
 その場で力尽きてしまった
 

・地上に戻った後、気がふれて
 川に身を投げて死んでしまった
 

・ある祝宴に迷い込み、そこで琴の演奏を頼まれるが、
 これを断り、怒った女性たちに石を投げつけられ、
 殺されてしまった
 

・酒と祭礼の神・ディオニソス(バッカス)が
 自分を敬わないことに腹を立て、
 女性信者たちに襲わせて八つ裂きにされて殺された
 

・オルフェウスを誘惑しようとした
 トラキアの女たちが、相手にされないことを妬み、

 女達に手足を引き裂かれ、
 ヘプロス川へ投げ捨てられた

などがあります。
 

殺されてしまう説が多くて、
これらはちょっと怖い話ですよね・・・

 

その後、オルフェウスの琴をゼウスが空に上げ、
星座にした、といわれています。

 

オルフェウスの魂はその後どうなったのか・・・

・オルフェウスの魂は死後の楽園
 エリシオンへ導かれた
 

・黄泉の国へ行き、エウリディケとともに、
 幸せに過ごした

という説があり、

悲しく儚い物語なので、せめて最後は
エウリディケと再会でき、
夫婦仲良く過ごせていたらいいなあ、
と思います・・・

 

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