テスラCEOのイーロン・マスクが度々、Tweetすることで注目を集めたミームコイン(Memecoin)。元祖ミームコインであるDogecoin(ドージコイン)の時価総額が10位であるのに対して、シバイヌ(SHIB)の時価総額は15位*に位置しています。そのためシバイヌ(SHIB)はドージキラーと呼ばれています。本記事ではそんなシバイヌ(SHIB)について解説します。
*2022年10月17日Coinmarketcap調べ
シバイヌ(SHIB)とは?
シバイヌ(SHIB)は2020年にRyoshiと名乗る個人、もしくは団体によって作られた暗号資産(仮想通貨)です。シバイヌ(SHIB)はイーサリアムの規格であるERC20で作られたトークンです。ローンチされた直後はユーティリティなどがありませんでしたが、現在ではShibaswapと呼ばれる分散型取引所(DeFi)で利用されたり、Shibosisと呼ばれるNFTマーケットプレイスが存在し、ShibArmyと呼ばれる熱狂的なコミュニティがその成長を支えています。
シバイヌ(SHIB)の総供給量は?
シバイヌ(SHIB)は総供給量は1,000兆トークンで他の暗号資産(仮想通貨)と比べてもかなり多い量となっています。しかし、その内の半分(500兆トークン)がUniswap(ユニスワップ)にロックされています。また、残りの50%はイーサリアムの創業者のヴィタリック・ブテリンに送金されましたが、彼は残り50%内の41%を焼却した事で総供給量が大きく減少しました。
シバイヌ(SHIB)はドージキラー(Doge Killer)になるのか?
ドージキラーを目指して始まったシバイヌ(SHIB)のプロジェクトですが、ドージコイン(DOGE)と差別化する過程で同じミームコインとしては異なる特徴を持つようになりました。元々独自ブロックチェーンで運用してるドージコイン(DOGE)に対して、イーサリアムのブロックチェーンであるERC20トークンのシバイヌ(SHIB)はDeFiやNFTを含めたエコシステムを構築しており、純粋な比較は難しいです。
比較しやすいのは時価総額になるかと思いますが、シバイヌ(SHIB)はその供給量の多さが1トークンあたりの価格を下げ、購入のハードルを下げてファンを増やして来ました。今後はその人気を保ちつつ、焼却などで総供給量を少なくして希少性を高めることで時価総額を上げることができるかもしれません。今後もシバイヌ(SHIB)の動向に注目です。
以下のリンクからシバイヌ(SHIB)チャートやその他アルトコインの情報を確認して頂けます。
SHIB チャート
アルトコイン 取引所