CFD取引のコツ─特に初心者向けの手引き

今回のテーマは、CFD取引です。この取引は、差金決済取引とも呼ばれます(または、証拠金取引とも)。どれも同じことを指しますが、この記事では、CFDという言葉に統一したいと思います。それでは、初心者の方でも気軽に読めるポイントをご紹介します。

CFDという英語の並びからは、何も予想できないはず。ですので、証拠金という言葉に注目してみましょう。証拠金とは、言うなれば、担保です。証券会社に対して、投資家がお金を預けます。何かあったときのためのお金です。

なぜ、お金を預けるかと言うと、CFD取引では、投資家による資産の保有は行われません。資産を持たずに、投資が行えるのです。例えば、このような流れです。買い注文、売り注文をして(実際には、投資家は資産を買ったり売ったりしていません)、その差額がプラスになれば、投資家の利益になります。

このようなシステムでは、証券会社は大きなリスクを負うことになります。投資家には、何かあったときの保険として、証拠金の提出が求められるわけです。

ここまでの流れで勘の良い人はお気づきかもしれませんが、CFD取引では、大きなレバレッジをかけることができます。もちろん、レバレッジを引き上げるほどリターンが大きくなりますが、リスクもそれに比例します。

損失が証拠金の額を超えてしまうと、追加の支払いが必要になります。つまり、証拠金がリスクの限度ではありませんので、その点にはご注意ください。

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