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流星群の母天体の一覧 彗星?小惑星?意味をわかりやすく解説します

投稿日:2019年1月28日 更新日:

日本で観測できる
主な流星群の母天体を
一覧にしました。
 

母天体とは何か?

彗星や小惑星が
母天体になるのはどうしてか?
 

など、母天体の意味についても
解説しています。

 

 

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流星群の母天体の一覧


 

まずは、日本で観測できる
主な流星群の母天体を挙げてみます。

 

 

しぶんぎ座流星群    マックホルツ第1彗星 (96P)(推定)
            2003 EH1(推定)

 

 

4月こと座流星群    サッチャー彗星(C/1861 G1 Thatcher)

 

 

みずがめ座η流星群    ハレー彗星(1P/Halley)

 

 

6月うしかい座流星群  ポンス・ウィネッケ彗星 (7P)

 

 

みずがめ座δ南流星群   マックホルツ第1彗星 (96P)(推定)

 

 

やぎ座α流星群      ホンダ・ムルコス・パジュサコバ彗星(推定)

 

 

ペルセウス座流星群   スイフト・タットル彗星 (109P)

 

 

はくちょう座κ流星群   不明

 

 

10月りゅう座流星群   ジャコビニ・ツィナー彗星 (21P)

 

 

オリオン座流星群    ハレー彗星 (1P)

 

 

おうし座流星群     エンケ彗星 (2P)
(南群・北群)

 

 

しし座流星群      テンペル・タットル彗星 (55P)

 

 

ふたご座流星群     小惑星ファエトン(3200)

 

 

かみのけ座流星群    マックホルツ第1彗星 (96P) (推定)

 

 

こぐま座流星群     タットル彗星 (8P)

 

 

ほうおう座流星群    ブランペイン彗星 (P/1819 W1)
(突発群)

 

 

母天体が小惑星なのは”ふたご座流星群”のみで、
あとは全て彗星が母天体となっています。

 

彗星が母天体の場合は”母彗星”ともいいます。

 

 

では、次の章では、
 

母天体とは何か

流星群とはどういう関係があるのか

彗星と小惑星が母天体になっているのは
どうしてか?
 

などを、詳しく説明していきたいと思います。

 

 

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流星群と母天体 彗星?小惑星?意味をわかりやすく解説します


 

母天体とは、流星のもとになるもの
=流星物質(数ミリから数センチ以下の
      小さなチリ状のもの)

を、宇宙空間に放出している
天体のことを言います。

 

彗星が通過した後には、
その軌道上に大量のダスト(チリ)が放出され、

帯状になって宇宙空間を漂います。

 

これを、”ダストトレイル”といいます。

 

そのダストトレイルに地球が突入する際に、
地球の大気圏にチリが飛び込んできて、

大量の流星が見られる現象を
”流星群”といいます。

 

 

母天体には、チリ(ダスト)を放出できるもの
彗星があてはまりますが、

稀に、揮発成分のない小惑星が
母天体になっていることがあります。

 

現在では、小惑星が母天体となっているのは
ふたご座流星群のみですが、

その母天体・ファエトンは、
つい最近まで彗星であったと仮定されています。

 

※彗星の揮発成分が無くなってしまったら
 小惑星になる、という説があります。

 

 

母天体である彗星が、
ほぼ同じ軌道上を長く周っていると、

その軌道全体にダストが安定して
広がっている状態になります。

 

そこに地球が突入すると、
毎年同じ時期に流星群が見られます。

 

これを”定常群”といいます。
 

例:ペルセウス座流星群 ふたご座流星群 など

 

ペルセウス座流星群の情報については
こちらをご覧ください。
     ↓     ↓
ペルセウス座流星群 2020年の見頃の時間帯と方角 ピークはいつ?

ペルセウス座流星群とは 特徴と仕組み 放射点の方角と探し方

 

ふたご座流星群の情報については
こちらをご覧ください。
     ↓     ↓
ふたご座流星群 2020年の方角とピークはいつ頃?一番の見頃の時間帯は?

ふたご座流星群のしくみ 特徴と母天体 星座の神話について

 

 

また、彗星が軌道上を
あまり周っていない場合などは、

ダスト(チリ)が彗星の近くにしかなく、
(ダストが切れ切れに漂っている状態)
 

彗星が通過した直後に
地球もそこに差しかからないと

活発な流星群は見られません。

 

このように、数年から数十年ごとに
活発化する流星群を”周期群”といいます。
 

例:しし座流星群 りゅう座流星群 など

 

しし座流星群の情報については
こちらをご覧ください。
     ↓     ↓
しし座流星群 2020年のピークはいつ?時間と方角はどっち?

しし座流星群とは 特徴と仕組み 母天体と次回大出現は?

 

りゅう座流星群の情報については
こちらをご覧ください。
     ↓     ↓
りゅう座流星群 2020年のピーク・見頃の時間帯は?方角はどのあたり?

りゅう座流星群とは 放射点の位置や方角・見つけ方 母天体は?

 

 

そして、不定期で突発的に出現する
ほうおう座流星群のような流星群のことを

”突発群”といいます。

 

ほうおう座流星群は、
1956年12月5日に突発出現を見せました。
(1時間当たり約300個)

 

その後、2014年12月2日に、
58年ぶりに観測され

”幻の流星群”
と呼ばれています。

 

関連記事

流星群 一覧 2020年1月~12月のスケジュール 極大・見頃の時間帯など

流星の仕組みとは?流星群はなぜ起こる?母天体(母彗星)との関係は?

彗星と小惑星と惑星の違いとは?大きさ・質量 定義は何?

 

 

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