日本では明治維新までは、太陽の動きに連動したグレゴリオ暦(太陽暦)ではなく月の動きを取り入れた太陰暦を用いて生活をしてきました。

普段生活をしていれば、朝・昼・夜とわかりやすい太陽の方が日常生活に関連の深いように思われますが、なぜ月の動きを生活の基本としたのでしょうか。

運気の良い日を狙って「勝負をする、大事な決断をする」など、そこには、月の満ち欠けから得られる運気を日々の暮らしに取り入れる古来からの知恵がありました。

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月の満ち欠けに合わせて運気を上げる

月の満ち欠けに合わせて適切な行動をすることで、良い運気の流れを導き寄せることができます。

新月から数日間はエネルギーが徐々に増していく時期、この時期には新たな行動を起こすのにむいているでしょう。

そして、満月を過ぎた数日間は徐々に月のエネルギーが減少していく時期です。この時期には、これまでの疲れを癒すような休息やリフレッシュに適しています。

月の満ち欠けを意識しながら適切に行動することで生活の波にリズムが生まれ、運気の上昇につながります。

古代の人々は月の満ち欠けをうまく取り入れて、日々の生活を整えていたのではないでしょうか。

月の満ち欠けとは?

月の満ち欠けとは、月が地球の周りを回る過程で太陽からの光を受けて変化する影の変化による現象です。月の影と光、つまり陰と陽が世界の現象の根本と考え、古代中国ではそれを太極として運気を占う根本としたのです。

月の満ち欠けは、新月から始まり、満月に達するまでの周期を繰り返します。

月のサイクル

月の満ち欠けはおよそ29.5日というサイクルで起こりますが、一般的には約30日として

1ヶ月間としてとらえます。しかし、およそ0.5日分のズレが生じるので時々閏月(うるうづき)として修正をしています。

月の満ち欠けには、新月から満月へと変化する間に8つの段階があります。以下にそれぞれの段階を示します。

新月 しんげつ 月が太陽と同じ方向にあるため月が見えません
繊月 せんげつ 新月から数日後、わずかに月が見え始めます
上弦の月 じょうげんのつき 新月から数日後、わずかに月が見え始めます
11日月 じゅういちにちづき 上弦の月から数日後、月の形が大きくなります
満月 まんげつ 地球から見て月が完全に照らされています
下弦の月 かげんのつき 満月から数日後、月の左側が明るくなります
26日月 にじゅうろくにちづき 下弦の月から数日後、わずかに月が見えます
朔月 さくげつ 月が再び新月の状態に戻ります

これらの言葉で月の満ち欠けの様子を表現しています。このなかでも「新月」と「満月」には特に重要な意味があるとされています。

月の満ち欠けと運気の関係

 

月の満ち欠けは、私たちの運気にも影響を与えると言われています。満ち欠けの周期によって、その時期によって運気が変動すると考えられています。

月からの運気は満ちるほど高まり、新月の時期は抑えられると考えられています。この運気の波は私たちの生活のパワーとなり、運気の動きにつながります。

新月と満月

 新月と満月は、その性質や効果が異なります。新月は新しいことを始めるのに適しており、願い事を叶えるためのパワフルな時期です。一方、満月は物事が完成した段階であり、手放しの時期でもあります。満月の日には願い事をすると叶いやすいと言われています。

 また、満月には新月の願い事の見直しを行うと良いと言われています。新月に立てた目標や願い事が達成されたかどうかを振り返り、再評価することで、より良い方向へ運気を導くことができます。

月の満ち欠けと運気の波を読み取る際には、新月と満月の時期が特に重要です。

【新月】

新月は新しいことを始めるのに適しています新月の日に新しい願い事がかなうように祈りましょう。自分自身の行動力が求められるようなチャレンジを始めるのに適しています。

【満月】

満月の日は月の引力も光も、もっとも強くなります。そのため、何かを引き寄せる力、明るい未来を思い描くのに適していると考えられます。

また、満月は物事が完成した様子になぞらえられます。そのため、手放しの時期でもあります。終わらすべき何かがある場合は、満月の日に感謝の気持ちを込めて手放せば運気が下がることはありません。