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星座・星・神話

夏の大三角とは 星の名前と星座 方角や見つけ方 動きなど

投稿日:2018年12月5日 更新日:

夏の大三角は星座ではありませんが、
夏の夜空のシンボル的な存在ですね!
 

3つの星の名前とそれぞれの星座、
どの時期にどのあたりにあるのか、

方角と動き方、見つけ方などを
まとめました。

 
 

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夏の大三角とは 星の名前と星座

夏の大三角は、夏の大三角形ともいわれ、
星座ではありませんが、とても目立つので、
夏の夜空の目印になっていますね。
 

こと座のベガと、わし座のアルタイル
はくちょう座のデネブを直線で結ぶと
大きな三角形ができます。
 

ちょうど夏が見頃なので、
(見やすい時間帯に見やすい位置にくる)
夏の大三角と呼ばれています。

 

ベガ・アルタイル・デネブはともに
1等星で、それぞれの星座のα星
でもあります。
 

この3つの星の中で、
こと座のベガとわし座のアルタイルは

七夕の織女星(織姫星:ベガ)
牽牛星(彦星:アルタイル)です。
 

七夕伝説の通り、この2つの星は
天の川をはさんで対岸に位置します。

 
七夕伝説については、
別記事にまとめてありますので
ご参照ください。
     ↓     ↓
こと座ベガの神話 わし座アルタイルとの2つの牽牛織女伝説

 

デネブを有するはくちょう座は、
天の川のど真ん中にいます。

 

こと座のベガは全天で5番目という
明るさなので、
比較的見つけやすいと思いますが、

デネブは1等星の中でも暗い方なので、
ちょっと見つけにくいかもしれません。

 

それぞれの星座や恒星について、
詳しくは以下の記事をご覧ください。
     ↓     ↓
こと座の特徴と恒星の名前 見える時期と見つけ方

こと座 ベガの色や大きさ、アルタイルとの距離と位置は?

わし座とは 特徴と星の名前 星雲・星団 方角と見つけ方

わし座アルタイルの意味と由来 色と大きさはどのくらい?

はくちょう座とは 特徴と恒星や星雲・星団について

はくちょう座デネブまでの距離は?色や大きさ、特徴を解説します

 

夏の大三角が観測できる時期は
4月ごろから11月ごろなので、

次の章では各月の動き
(何時ごろ、どの方角にあるか、など)
見つけ方を見ていきたいと思います。

 
 
 

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夏の大三角の方角や見つけ方 動きなど

夏の大三角の各月の動きです。
 

4月の動きと方角

4月上旬、午後10時ごろ、
北東の地平線にまずこと座が顔を出します。

3つの星が全部現れるのは
午前0時を回ってから。
 

見つけ方は、この時期のこの時間帯、
東の空で一番明るい星がベガなので、
これはすぐに見つけられると思います。

ベガを基準に、右下のほうで
少し明るい星がアルタイル、
左下のほうで少し明るい星がデネブです。
 

少しずつ東寄りに移動しながら、
天頂にくるのは日の出(午前5時半ごろ)の頃。
 

観測しやすい時間帯は、
高度が上がってくる

夜中の3時ごろから明け方頃です。

 
 

5月の動きと方角

5月上旬、午後8時ごろに、
北東の地平線にこと座が現れます。
 

午後11時ごろには3つ全ての星が
昇ってきます。
 

少しずつ東寄りに移動しながら、
天頂にくるのは日の出(午前5時前)の頃。
 

観測しやすい時間帯は、
夜中の1時ごろから明け方頃です。

 
 

6月の動きと方角

6月上旬ごろになると、午後9時ごろには
3つの星は北東から東の空に昇ってきています。
 

観測しやすい時間帯は午後10時ごろから。

夜中の2時~3時ごろに天頂に達します。

その後西の方角へと移動していきます。

 
 

7月の動きと方角

7月上旬、午後8時ごろには、
北東から東の空の見やすい位置にあります。
(高度30°あたり)

日が変わる頃には天頂に達します。
 

天頂を過ぎた夏の大三角の見つけ方は、
天頂から西の空で一番明るい星がベガなので、

これを基準に、左(南)のほうの
少し明るい星がアルタイル、
真上のほうの少し明るい星がデネブです。
 

日の出の頃(午前4時半ごろ)には
西の空にあります。

 
 

8月の動きと方角

8月上旬、午後8時ごろには
東の空、高度60°位の位置にあるので
かなり観測しやすいでしょう。

午後10時ごろには天頂に達します。
 

その後、西のほうへ移動していき、
日の出の頃(午前5時前頃)には
地平に沈みます。

 
 

9月の動きと方角

9月上旬、午後8時ごろには
すでに天頂あたりにあります。

夏の大三角が一番観測しやすい時期だと
いわれています。

 
 

10月の動きと方角

10月上旬、午後7時ごろに
天頂に達しています。

夜中の1時~2時ごろには
北西の地平に沈んでしまいます。

 
 

11月の動きと方角

11月上旬、日の入りごろ(午後5時ごろ)
に天頂にあります。

午後11時ごろには高度が低く、
観測しにくくなり、

日が変わる頃には
北西の地平に沈んでしまいます。

 
 

12月上旬になると、日の入りの頃に
西の空で観測できますが、

午後9時ごろにもなると高度が低く、
見にくくなり、午後10時ごろには
沈んでしまいます。

 

関連記事

はくちょう座の動きと見つけ方 時期と時間、方角について

はくちょう座の神話を簡単に説明します 由来は複数ありますが・・・

わし座とアルタイルの神話 ゼウスとガニュメデス、大鷲について

 

 

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