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天秤座とは 主な恒星など、天体の特徴と見える時期

投稿日:2019年5月11日 更新日:

てんびん座は黄道十二星座の一つで、
西洋占星術でもおなじみの星座ですね!
 

夜空での、
天体としてのてんびん座には
一等星が無く、

あまり目立たない、
大人しい星座です。
 

そんな天秤座を構成する
主な恒星など、

天体としてのてんびん座の特徴や
見える時期についてまとめました。

 

 

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天秤座とは 主な恒星など、天体の特徴と見える時期


 

てんびん座は、黄道十二星座の一つで、
トレミーの48星座の一つでもあります。

 

夜空でのてんびん座には、
明るい星が無く、

目立たない星座なので、
ちょっと見つけにくいかも知れません。

 

 

では、てんびん座の主な恒星を
見ていきたいと思います。

 

 クリックで拡大します

 

α星・・・ズベン・エル・ゲヌビ:3等星

     α1とα2からなる二重星

     アラビア語で”南の爪”の意味を持つ。

 

 

β星・・・ズベン・エス・カマリ:3等星

     てんびん座の中で最も明るい恒星で、
     肉眼で観測できる唯一の緑色の恒星
     といわれている。

     太陽の100倍以上の速度で
     高速自転している。

     アラビア語で”北の爪”の意味を持つ。

 

 

γ星・・・ズベンエルハクラビ:4等星

     連星の可能性がある二重星。

     アラビア語でα星と同じく
     ”南の爪”の意味を持つ。

 

 

σ星・・・ブラキウム:3等星

     脈動変光星

     ラテン語で”腕”の意味を持つ。

 

 

てんびん座はかつて、さそり座の一部
(ハサミの部分)として扱われていたことがあり、
 

α星やβ星の、”北の爪””南の爪”
などの名称はその頃の名残です。

 

 

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てんびん座が見える時期、というか、
観測しやすい時期は春から初夏にかけてで、

 

南中時刻は

4月上旬・・・午前 2時ごろ

5月上旬・・・午前 0時ごろ

6月上旬・・・午後10時ごろ

7月上旬・・・午後 8時ごろ

 

南中高度は約30°~45°くらいと、
それぞれ、このようになっています。

 

てんびん座のひと月ごとの、
もっと詳しい動きについては
以下の記事をご参照ください。
   ↓    ↓
てんびん座が見える時期 見つけ方と方角・位置 ひと月ごとのまとめ

 

 

目立つ星座ではないので、

となりのさそり座おとめ座を目印として
探したほうが見つけやすいと思います。

 

 クリックで拡大します

 

大体、上図のような
位置関係になっています。

 

てんびん座は、さそり座のアンタレス
おとめ座のスピカ(共に一等星)の間にあり、

2つの1等星がよく目立つので、
これらを目安にすると見つけやすいと思います。

 

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