おひつじ座は、
黄道十二星座の一つでもあり、
占星術でも有名な星座ですね!
おひつじ座には
どんな恒星や銀河があるのか、
など、今回は、夜空での、
天体としてのおひつじ座の特徴を
まとめてみました。
おひつじ座とは 天文(星座)の特徴 主な恒星や銀河など
おひつじ座は、黄道十二星座の一つであり、
トレミーの48星座の一つでもあります。
結構、華やかなイメージがあったんですが、
(個人的感想です!)
夜空での(天体としての)おひつじ座は
ちょっと地味な存在です^^;
では、おひつじ座の
主な恒星から見ていきましょう!
α星・・・ハマル:2等星
おひつじ座の中で一番明るい恒星。
アラビア語で”羊の頭”の意味を持つ。
β星・・・シェラタン:3等星
おひつじ座の中で2番目に明るい恒星。
γ星・・・メサルティム:4等星
γ1星とγ2星の、2つの準巨星
からなる二重星(連星)
δ星・・・ボテイン:4等星
アラビア語で”小さなお腹”の意味を持つ。
では次に、主な銀河です。
NGC 691・・・渦巻銀河(スパイラル銀河)
1786年に、イギリスの天文学者、
ウィリアム・ハーシェルによって
発見されました。
NGC 772・・・非棒状渦巻銀河
いくつかの伴銀河があります。
※伴銀河とは、銀河の周りを公転する銀河のこと
NGC 821・・・楕円銀河
NGC 877・・・中間渦巻銀河
1784年に、イギリスの天文学者、
ウィリアム・ハーシェルによって
発見されました。
NGC 972・・・渦巻銀河
1784年に、イギリスの天文学者、
ウィリアム・ハーシェルによって
発見されました。
NGC1156・・・矮小不規則型銀河
※不規則銀河とは、渦巻銀河・楕円銀河・レンズ状銀河に
分類できない銀河のこと。
おひつじ座の見つけ方
おひつじ座の見つけ方ですが、
まず、おうし座のプレアデス星団(すばる)
と、ペガスス座(秋の四辺形)を、
目印にしてください。
その中間あたりにおひつじ座があります。
大体このような位置関係です。
実際の夜空ではこんな感じです。
おひつじ座α星:ハマルの南中時刻は、
1月上旬・・・・午後7時ごろ
2月から8月ごろの南中は、日中です。
9月上旬・・・・午前3時ごろ
10月上旬・・・午前1時ごろ
11月上旬・・・午後11時ごろ
12月上旬・・・午後9時ごろ
南中高度は約80°で、
ほぼ天頂に位置しています。
さらに詳しい動きについては、
以下の記事をご覧ください。
↓ ↓
おひつじ座の見つけ方 よく見える時期と位置・方角
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