かみのけ座流星群って、
あまり耳慣れないかも
しれませんね!
大人しい流星群なので、
注目度は
高くないかもしれませんが、
その特徴や、放射点の方角、
活動期間など、
基本的な情報をまとめました。
ピーク(極大日)は
毎年変わりますので、
その年の最新情報を
チェックしてくださいね!
今年・2020年のかみのけ座流星群の
最新情報は以下の記事をご覧ください。
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かみのけ座流星群2020年のピーク時間と放射点の方角 見頃の時間帯は?
かみのけ座流星群とは 特徴と放射点の方角 活動期間やピークはいつごろ?
かみのけ座流星群は、毎年
12月上旬ごろから1月中旬ごろにかけて
活動する流星群です。
ピーク(極大日)は毎年、
12月20日頃になります。
※極大日は1月ごろ、とする団体もあって、
まだよく解っていない部分が多い流星群です。
ピークは毎年変わりますので、
その年の最新情報をチェックしてくださいね!
今年・2020年のかみのけ座流星群の
最新情報はこちら!
↓ ↓
かみのけ座流星群2020年のピーク時間と放射点の方角 見頃の時間帯は?
1時間あたりの観測数は
数個から5個程度。
※観測条件の良いところでの数値です。
対地速度は 65km/s
とても速くて、
流星も繊細な光のものが多く、
正に”髪の毛”のような流星群です。
かなり大人しくて繊細な流星群なので、
都会で見るのは難しいと思います。
もし、光害の少ない
高原などで観測できるなら
流星を見られるかもしれませんね!
この時期のかみのけ座の動きは、
午後11時ごろに
北東の地平より顔を出し、
南中は日の出前ごろで、
その時は、
ほぼ天頂に位置しています。
流星群は、放射点の位置が高いほど
見えやすいので、
一番の見頃の時間帯は
明け方近く
ということになります。
かみのけ座の放射点の位置は、
12月上旬ごろはしし座のδ星近くにあり、
12月終わりごろに、かみのけ座へと、
時間と共にだんだん移動していきます。
かみのけ座の見つけ方は、
まず、北斗七星を
探してください。
そして、向かって右側(自分の右手の方向)に
しし座があります。
その中間あたりに、
小さな星(4~5等星くらい)が
固まっているところがあるんですが
それが かみのけ座です。
※北斗七星のひしゃくの柄の部分の
一番端の星(おおぐま座η星:アルカイド)と
しし座のデネボラの中間あたりにあります。
大体、上図のような位置関係です。
かみのけ座流星群の母天体は、
マックホルツ第1彗星(96P)と
推定されていますが、
はっきり特定されてはいません。
マックホルツ第1彗星は、
公転周期が約5年の周期彗星です。
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